魔女の日記帳 山吹海帆公式ブログ

東京在住の占い師、山吹海帆の日々のお仕事のお知らせとか、講座の生徒募集とか、イベント出演のお知らせとか。

まつい先生の思い出

おととい、1冊の本が届きました。

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かつて、東京にトナカイ(中野トナカイ→ウラナイトナカイ)という占いの館があり、約3年間在籍してました。店長は占い師で漫画家でエッセイストで…とたくさんの顔を持つ、まついなつき先生。そのまつい先生がお店のHPに載せてた日記をまとめたのがこの本です。

まつい先生に初めて会った時の事は今も鮮明に覚えてます。この時期は母の介護のために占い師業を3年ほぼ休業してた直後。大きく変わっていた業界で戸惑う事もおおく、ヘイズ先生にもお世話になってたのですがお世辞にも順調な復帰とは言えなかったです。

そんな折に日下ゆに先生に声をかけてもらい、トナカイで対面鑑定をしてみないか、まずはまつい先生にお会いしましょう、という事になりました。

 ご挨拶のつもりで行ったのですがお話の途中で「占ってもらえますか?」と。

普通占い館に入る前はテストがあるけど、この時は突然そういう流れになったので普段からタロットは持ちあるいていて良かった…と。

その時の事をまつい先生がnoteに残してくれてました。

この記事は自分にとって大きな衝撃で、そしてターニングポイントになってます。

というのは、初めて自分が占っているところを客観的にみてもらった記事だからです。それまでにも雑誌に取り上げてもらった事はあったけど、読者向けサービスの内容込みで要するに「盛ってた」。それがあまり好きじゃなかった。

でも、まつい先生の表現は、まつい先生の視点で私の鑑定の良いポイントを分かりやすくきわだたせてくれた。

短い記事の中に言うことが過不足なく詰まってて、リアルに鑑定を受けてる気持ちになれる、自分が占っているのに自分でも気づいてなかった事を見つけたりして、とても新鮮な気持ちになったことを覚えてます。

復帰して間もなくて、占い師という仕事に自信を失いかけてた私の事をまつい先生は気づかれていたのかもしれません、この後も事あるごとに「もっと前に出なさい」という事を言ってもらってました。

とはいえ、なかなか実行できなかったんですけどね。その話はまたいずれ。

今も、この記事を時々読みかえしては、自分の占いのやり方、そして記事の書き方の参考にしています。

 まだまだ、いろいろな事を思い出しますが、まずはこの本を読みたいです。

エッセイみたいなものですが、占星術の考え方とかいろいろ占い師でも占いが好きな人でも楽しく読めることが詰まってると思います。

 

気になった方は↓(一時品切れですが再販になったそうです㊗)

acquacitta.booth.pm

まつい先生の過去のお店日記全部はこっちから(山吹がトナカイ時代に書いたお店日記もあります)

『南トナカイ座』

 

 

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