怒鳴ればいいってもんじゃない。
Twitterで少し反響があったので、こちらにも。
(9月の講座もよろしくお願いしますm(__)m)
数日前、占い師見習い(本人談)の方が自分でも思うところあったようで占いを受けに行ったら「机叩いて、怒鳴られて、人格否定された」と。
この方に面識はないけど、この方に限らず、この手の話はかつて良く聞いていた。
H木K子さんの影響なのか、強めのワードで「恐れ」を持たせるタイプの占い師。昭和の時代にはまあまあ居たらしく、私が占い師になった20数年前にも存在していた。
このタイプの占い師を一概に否定できない。そのくらい強く言わないと聞き入れない人もいるし、むしろ親のように叱って欲しい、と望む人もいるから。
それでも
「人格否定」「机叩く」はいかんわー!!!
占いに来る人たちって気持ちやら心やらが弱ってたりまいってたりして、救いとか癒しを求めてることも多いのよ。そこをさらに叩いたら(物理的にも精神的にも)いかんじゃないですか。
その人が迷いに迷って、心身とも弱り果てた結果、おかしな事を言ってたり、場合によっては常識とは外れてしまうこと、稀に犯罪スレスレの事を言いだすこともある。
占い師側が怒りたくなるのもまあ…なんだけど、
その前にまずすることあるだろう。
話を聞こう。寄り添って行こうよ。
占いに来た人が、まず話を聞いてくれる状況を作ろうよ。
説教するのは、それからだって遅くない。まあ、ほとんど必要ないけど。
どんなに心尽しても占い師の言葉が相手の心に届かないことはあるけどね。
それでも、人格否定、って思われてしまうような言葉遣いやいい方は避けた方がいいと思うんだ。
占い師は全力を尽すけど、決して万能ではない。それは忘れてはいけない。