オカルトとか占いをやる人。
よく、医学とか科学を否定する人たち(しかも行き過ぎて現実との折り合いが上手くいかない上に、周囲のそれを強要する人たち)は自分たちを「オカルト(主義)」だから、と言います。
引用元のヘイズ中村先生(実は私が10年くらい前から師事している師匠です)もおっしゃってますが
「パラケルススに謝れ」
まあ、そうだよなあ。
オカルト、ってもともとは「隠されたもの」って意味で「はっきりわかっていないもの」を指す。オカルティスト、とは本来、解ってないところに光を当てる(理解できるようにする、あるいは色々な方法で探求していく)人達の事で
「良くわからないけど〇〇先生が言ってるから」とやみくもに信じることじゃないんだよなと。
まあ、上の例は極端だけれど、19世紀のころは自然科学ほぼ全てがオカルトと言ってもいい領域にいて、そこからだんだん研究が進んで、化学、物理学、地学、天文学、生物学…と学問になって整理されてきた。魔女とか魔術とか占いとかはまだまだはっきり整理されていない分野だと思っています。わからない部分が多い分野だから、過去の文献とか先人の研究で「解った」「研究された」ことはできる限り学んで、そして自分が納得できるものを取り入れて、魔女でも、占いでもやっていきたい、と思ってます。
難しく書いたけど、言いたいのは「私、結構ガチで勉強して占いやってます」そうでないと、占いも魔女も人に理解されにくいのに、その道を残してくれた先人に申し訳ないと思うんですよ。
魔女の技術でもそう。
「性魔術」という分野があります。まあ、どこ行っても誤解しかされてない。
本来、あれは夫婦(あるいは長年事実婚状態にある人たち)でないとやっちゃいけない(つか、効果がない)ものなのに。
曲解その1:このワードを使えば女とヤれる!という下衆の極み!!!
曲解その2:魔女ってハーブとかパワーストーン使うんじゃないんですか?汚らわしい!!
『真実に光を当てる』邪魔をする人たちがオカルトを標榜するわけです。
自分の感情とか、感性で受け入れにくい部分はあると思うんですけど、でも事実は事実なので。それはもう、鏡の中にいる自分みたいなもので。
占いでも似たようなことが起こります。
その道を作ってくれた人たちの考え、思いを汲み取りつつ、できるだけ論理的に現代と組み合わせていく姿勢で占いとか魔術をしていく。それがオカルティストの姿だと思ってます。
たまには真面目な事書いてみた。